
40. 鼓動 2002.7.11
ドクン ドクン
私の鼓動が聴こえますか
ドクン ドクン
いつか止まる日が来るまで聴こえますように
無意識に流れる血に罪は無く
無意識に惹かれる気持ちに色なんて無い
だからもっと我儘に
だからもっと気ままに
傷付けたい
触れたい
舌を絡ませて
ドクン ドクン
私の鼓動が聴こえますか
39. 夢物語 2002.6.27
帰りの電車の中で漂う
君はお酒と一緒に何を呑んだの?
恥じらい?裏切り?それとも自分自身?
歪むその世界には何が映っている?
愛する人の顔?
数時間前の自分?
それとも上司の顔かな
どんな朝が来るのだろうね
それとも朝は来ないのかな
眠っている時間が現実で
今ここにいるのが夢だとしたら
どんな物語を描こうかな・・・
雑音と漂う匂いとアナウンス
君は本当にここに存在しているのかい?
38. あなたが言う一言で 2002.6.25
これが最後かもしれないなんて
冗談でも言わないで
会話が途切れる瞬間
息が止まりそうになる
あなたが言う一言で
もう明日はこないかもしれないね
あなたが言う一言で
きっと私は何処かへ行ってしまう
あなたが言う一言で・・・
37. だから今 2002.6.24
さぁ 君を抱いて逃げるんだ
誰も知らない世界へ今
さぁ 君を抱いて消えるんだ
誰も知らない時間の中へ
キスして君に振りまいて
僕の匂いと欲望と未来を
キスして僕に振りまいて
君の涙と微笑みと温もりを
雑踏を見下ろす小鳥には何が見えるだろう
いつか終わりがくることを悟っていても
知らないフリして飛んでいくのかな
誰かがキスをしてようと
誰かが喧嘩をしてようと
誰かが独りでいようと
チュンチュンって鳴くだけ
だから今ここにいる時間を
君の人生に刻みたいんだ
だから今ここにいる僕を
君の中へ捧げたい
36. 存在 2002.3.11
ねぇ聞いて 小鳥を見つけたの
でもね動かないの
ねぇ聞いて 子猫と話をしたの
でもね私の悩みはわからないって
ねぇ聞いて 子供の小さな胸の中に入ったの
でもね 誰もいないの
ねぇ聞いて ここは何処なの?
私は何処に存在してる?
いつか消えてしまう確かな未来に
逆らうことが出来ないのは切ないね
逢えない1秒間が永遠に変わる前に
今あなたに逢いに行きたい
35. こころ 2002.1.27
触れたがる心に勇気をください
欲望だけに捕らわれ
後悔しない動物ならいい?
理性だけに捕らわれ
後悔する動物ならいい?
傷つくこと全てが後悔に繋がるとしたら
何の為に生きているのかわからなくなる
誰もがもっている心の窓をいつか叩き割る時がきたら
それは自分にとって大切な何かを失うときかもしれない
もしくは大切な何かを手に入れる時かもしれないね
34. テレパシー 2002.1.16
真夜中に送るテレパシー
誰にも見つからないように さぁ抜け出そう
暗闇が味方してくれるうちに口づけをして
月にすべてを捧げよう
見つけた幸せが
突然殺されてしまわないように
明日が明日でありますように
自分が自分でありますように
わたしの唇の柔らかさも舌の温度も
声も指先も匂いも我が儘もちゃんと憶えてて
わたしがわたしでありますように
あなたとの記憶が全部消えてしまったら
この世界にもう用はないの
一秒先の未来に
あなたを感じていたいから
33. 守りたい 2001.12.25
素直になれないのは
自分が一番よくわかっているくせに
意地っ張りで我が儘で泣いてばかりいる
逢いたい気持ちは
逢いたい気持ちのまま
折れようとはせずに私にお願いをする
探して探して見つけた小さな幸せが
壊れてしまわないように
死んでしまわないように
守りつづけたいから
今この気持ちを冷凍して保存できたらいいのに
忘れたくない 忘れたくない
忘れないよ 忘れられないよ
どんなときも君と同じ気持ちでありますように
心を掴んで離さないで
体を憶えて離さないで
手を繋いで離さないで
32. 心に降る雪 2001.12.22
僕の心に足跡を残したまま君は何処へ
また今年も新しい雪に出会って
僕じゃない誰かの心に足跡を残すのだろうか
不思議だね まだ僕は
君が胸の中で足跡を増やしてる気がしてる
決して溶けることなどなく
白い息と 澄みきった空気と 雪の音
月がそっと笑った
僕たちの未来を知っていたかのように
真っ白なその心に
僕はどれだけ足跡を残せただろうか
どうか教えてください
温い温い その声を
白い白い その肌を
深い深い その心を
僕はまだ愛してる
31. 悲鳴 2001.12.4
憂鬱な空に魂を抜かれそうで
此処が何処なのかわからずにいる
誰も知らない
声帯を震わすその声が
最高の凶器になることを
もう何も言わないで
名前も呼ばないで
悲鳴が鳴り止まないの
誰も来てくれないの
どうすればいい?
泣き疲れても一睡も出来ずに
夜明けと思ったら
冷たい夜の波に呑み込まれそうで
夜明けと共に身体が蒸発してしまいそう
それでも追ってくる
悲鳴が鳴り止まないの
もうやめて もうやめて
鼓膜を突き破ってくるその声から
今日も逃げられずにいる
どうすれば安らかに眠られる?