Words

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80. 言葉     2003.11.12

この言葉は
君の声でなければ
意味を成さない

世界中どこを探しても
見つからない


言葉と

声と

心が

一つになるとき

奇跡は起こる

79. 秒針の気持ち     2003.11.11

本当に時間の無い人に
私の生きる時間を
半分あげられたらいいのに

時間は作るものだって
いつかあなたが教えてくれた

カチッ

カチッ

カチッ


秒針の音は
いつかまた
あなたに
逢える日までを

一生懸命に数えている

78. 上書き     2003.11.10

記憶に
上書きをしていく

古い記憶は
消えることなく
時々
心をつつく

あの日の君の言葉は
嘘じゃなかった

今なら
もっと
わかりあえたのだろうか

一人で眺める月も
キレイだよ

77. 予知夢     2003.10.30

夢の中で
知らない人が
私に話しかけてくる

「君は僕のことを絶対に知っている」
と何度も繰り返して言う

これは予知夢なのだろうか

今までに
何度も知らない人が夢に出てきた
その何ヶ月か後に
現実にその人に出会うことがあった

夢は不思議だけど
いつも少しだけ未来を
教えてくれている気がする

夢の中に出てくる
人や色や匂いや音は
未来からの贈り物なのかもしれないね

76. 真実     2003.10.30

この手の中に
真実がある

あなたの手の中には
違う真実がある

同じ出来事なのに
真実が二つ存在するなんてあり得ない

本当の真実は
二人とももしかすると
持っていないのかもしれないね

75. 夕陽     2003.10.27

静かに静かに

沈んでいく夕陽は

もう既に

明日という日を知っているのかな?

どんなときも

余裕をもって

サヨナラをしてくれる

どうして?

たまには

抱きしめてあげたい

74. コンタクトレンズ     2003.10.19

コンタクトレンズを外して見える世界は
なんだか夢のよう

目の前にいる人は
あなたなのか不安になる
まつ毛が触れる距離で話そう
いま 音だけを頼りにして

あなたの
面影と
匂いと
声と
手をそっと握って

見えていても
見えないものがある

見えなくても
感じるものがある

独りじゃ見えないもの
あなたとなら
見えるかもしれないって思うから

73. 百合     2003.10.16

一度冷たくなった手は
もう温かくはならないのかな

涙に罪は無く

心に咲いた花は
今もまだ
枯れずに

あなたを待っている

72. 孤独の色     2003.10.12

澄んだ夜空に
静かに浮かぶ月は
何を想っているのだろう

いつも独りで
寂しくはないのかな
でも最初から独りだと
寂しさは感じないのかな

誰かと一緒にいる幸せが
同時に孤独をも生んでいる


いつも同じだけ感じていたい

いつも同じだけ与え合いたい

自分が知っている孤独の色を

71. 心の居場所     2003.9.26

何処に向かって歩いているのか
時々わからなくなる

地球の端っこなのか
真ん中なのか

疑うことで真実を確かめるより
信じることで確かめたい

どんなに傷ついてもかまわない
それが真実だってわかるなら

気持ちは一瞬で変わる
まるで雲のように

雨を降らし
雷を起こし
嵐を呼ぶ

そして姿を消してしまう

何処からか聴こえる
あなたの声に
また心が救われる