
199. 君に出会えて良かった 2008.8.10
「君に出会えて良かった」
一番嬉しい言葉かもしれない
限られた時間の中で
出会えるひと
出会えたひとの中で
出会えて良かったと思えるひと
でもあなたは
どんな出会いにも
出会いに無駄は無いと
そう教えてくれた
必ずそこから
学ぶものがあるからと
その言葉だけで
今日を迎えられた気がする
そして
明日も迎えられる気がする
恐れずに
自分以外を
信じてみようって
そう思えたから
だからいま
心から伝えたい
“あなたに出会えて良かった”
って
198. 一枚の紙 2008.6.29
地図と渡された
一枚の紙には
何も書かれていなかった
ここで待っていると
メッセージを残したまま
君はいったい何を
僕に試しているの?
“さよなら”は
最期の時だけ意味がある
同じ時代に生まれたからには
生きる楽しみと苦しみを
味わいながら
互いが成長していく姿を
感じ合おう
それがどんなに
素晴らしいことかきっと気づくから
少しずつ描いていけばいい
自分が通った道と
これから通るであろう道を
197. 未来はいつも 2008.6.3
どれだけ走れば
辿り着けるだろう
どれだけ我慢すれば
報われるだろう
いつだって
飛び立てるように
向かい風を
静かに静かに
待っている
誰もが背中に
持っている羽
まだ気づいていない
瞼を閉じて
そっと すーっと
深呼吸をしよう
未来は
いつも
その
胸の中にあるから
196. 藍い傷 2008.5.20
君の夢の中に
入れる方法があるなら
教えてください
僕の夢の中には
君の物が
散りばめられている
片付けても
片付けても
切りが無いほど
溢れていく
君はいつも何かを
探している
満たされない欲望に
魂を捧げ
真実という光に
自分の影を映す
孤独を愛せるならと
拒む胸の奥にある
深い藍い傷
癒えることはない
消えることもない
塞ぎ込んだ心を
怯えている心を
震えている身体を
僕は知っているから
離しはしないよ
だからいま
君をそっと
そっと
抱き寄せたい
195. 空との距離 2008.5.15
時々わからなくなる
この空の
青が好きだったのか
広さが好きだったのか
それとも
雲が好きだったのか
不安はいつだって
消えることはない
悲しみだって
癒えることはない
痛みを覚えるたびに
人は強くなれる生き物だから
同じだけ
孤独を与え合えるなら
今よりも
もっと
もっと
繋げられる
今よりも
もっと
もっと
惹かれていく
近づいていく
194. 月の悪戯 2008.5.13
波のように
押し寄せては 引いてゆく
君への想い
ぽつり
伝えたかった滴も
ぽつり
伝わらなかった滴も
この雨と一緒に
ざーっと・・・
ゆらゆら ゆらゆら
水面に浮かぶ月が
そっと
微笑む
193. ときめき 2008.5.7
空がこんなにも
眩しかったなんて
風がこんなにも
優しかったなんて
ずっとずっと
僕はなにを
見てきたのだろう
初めて感じた
ときめきのように
いま
その色を
その形を
その匂いを
その感触を
確かめたい
もう一度
もう一度
ここから
始められるのなら
192. 桜色の恋 2008.4.2
ひらり ゆらり ふたり
抱いていたのは
君の影
ひらり ゆらり ふたり
泣いていたのは
僕の影
散りゆく過去も
舞い降りる未来も
一色に染まるのは
過去でも未来でもなく
今は今でしかないから
さぁ 浴びよう
淡いシャワーを
さぁ つなごう
もう離れないように
ひらり ゆらり ふたり
そっとそっと
ひらり ゆらり ふたり
重ねていこう
191. 一対の魂 2008.3.31
ドックン ドックン
いつか聴こえなくなるのかな
君の心
ドックン ドックン
いつか鳴らなくなるのかな
この心
伝え合う言葉より
大切なのは
感じ合うこころ
でなければ
感情なんて
邪魔なだけ
何度も
確かめたくなるのは
一つになれない
一対の魂
孤独を与え合うほど
優しくなれるなら
もっと上手に笑えるのに